むさぼることをやめよ。まことの友は一人二人あらば足りなん。
森鴎外
小さいとき髪をといてくれるのも、ほかの人がすると痛いが、母親だと痛くなかった。ここに自然な無理のない母の愛がある。
新渡戸稲造
みんなが「不景気だ不景気だ」というときはまだ不景気ではない。みんなが「もうダメだ」と思ったときが、本当の不景気なんだ。
松下幸之助
敏感な男は、例外なく、女に対して、一種の恐怖心をもっているのはたしかだね。女には、とてもかなわない、と思っているよ。動物的本能から、そう感じているよ。
小林秀雄
百里先の見える人は、世の中から気狂い扱いされる。現状に止まるものは、落伍者となる。十里先を見て事を行うのが世の成功者である。
小林一三
「心の窓」はいつでもできるだけ数をたくさんに、そうしてできるだけ広く明けておきたいものだ。
寺田寅彦
健康な人には病気になる心配があるが、病人には回復するという楽しみがある。
寺田寅彦
幸福というものは受けるべきもので、求めるべき性質のものではない。求めて得られるのは幸福にあらずして快楽だ。
志賀直哉
人間はな、人生というトイレで、ごしごしこすられなくちゃ、光るようにはならないんだ。
山本有三
人は神ではない。誤りをするというところに人間味がある。
山本五十六
ひとは軽蔑されたと感じたときもっともよく怒る。だから自信のある者はあまり怒らない。
三木清
男性操縦術の最高の秘訣は、男のセンチメンタリズムをギュッとにぎることだ。
三島由紀夫
自分が立っているところを深く掘れ。そこからきっと泉が湧き出る。
高山樗牛
女に対して、変に悪党振ってみせる。偽悪家を気取りたがる。そうした一時期が、男には、大概、あるようだ。
高見順
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